実は、夏は過ごし方一つで秋冬の体調に影響を与えるほど大事なんです。
秋冬に不調になりたくない方は要チェック!
春・夏は陽気が生まれてきて成長する季節。
5月の初夏に入ってくると陽気は少しずつ強くなってきます。
この時期に陽気を無駄使いしたり、ちゃんと養わなかったりすると秋冬に不調が出てきやすいのです。
なので立夏~立秋の間は「陽気を養う」のが大事。
5月に入って気温が少しずつ上がってきて湿気も強くなってくるので汗をかいたり、冷たいものを食べたり飲んだり、ずっと冷房の中にいたりすると気血の消耗が激しくなります。
それで免疫力が低下しやすくなってもともと虚弱体質の人は風邪を引きやすくなってしまいます。
夏は心気が強くなるのでイライラしやすくなったり、テンションが上がりやすくなったりします。
陽気を養いながら、心気を落ち着かせるために夏の食事と生活習慣はとても大事になります。
食事のポイント
夏は陽気が強くなり陰気が弱くなる季節。心気が強くなってるので肺が弱くなりやすいのです。
肺を養う食べ物は夏には少ないので基本的には「肝腎脾胃」を養うようにバランスを取っていきます。
①味が薄いもの
②低脂肪
③消化しやすい
④食物繊維
を意識して食べるといいでしょう。
おススメ食材
出来れば焼肉や脂肪が多くついているお肉や動物の内臓、こってり系ラーメン、消化しにくいものなどは控えるのがベター。
心気が強くなりやすく、燃えやすいので、心の火を鎮めてくれるもの、「苦味」のものを食べるといいでしょう。
「苦味」食材
ゴーヤ 蓮の芯 ブラックコーヒー ダークチョコ
蓮の芯茶は夏の不眠におススメ。
「苦味」のある食べ物は心の火を鎮めてくれる以外に疲労回復や食欲促進効果があるので夏にとりたい食材。
夏におススメの果物
スイカ 柿 バナナ オレンジ 梨
夏におススメのお茶
ジャスミン ミント スイカズラ 蓮の芯茶
これらの果物やお茶は寒涼属性なので夏の暑さを追い払ってくれます。
ただし苦みや寒涼属性の食べ物には注意点があり身体を冷やす力があるのでもともと冷え性、低体温、虚弱体質の人はその日の体調と相談して取りましょう。
また生理中の女性は苦味や寒涼属性のものを控えた方がいいでしょう。
ちょっとならOK!
体質によっては生理痛を悪化させてしまう可能性もあるので注意!
気温が高くなってくると冷たいものやアイスを食べたくなってくると思います。たまにならいいですが毎日になってくると胃腸に刺激や負担をかけるので、毎日は避けましょう。
胃痛、消化不良、食欲不振、下痢、軟便などを引き起こす可能性が!
酷い場合は胃腸の機能が低下して消化吸収力が低下してしまいます。
そうすると陽気を傷つけることになり体調が一気に弱くなってしまう可能性があるので気を付けましょう!
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